階段がつらい、正座ができない、すぐに立ち上がれない、年を重ねていくと当たり前にできていたことに不自由さを感じてくるようになってしまいます。
関節痛の代表ともいえる変形性関節症の方は日本でも800万人といわれています。男性よりも女性に多く、早い方で40代から関節の痛みを感じ、年代が上がるにつれ身体のふしぶしに痛みを感じる人は急激に増えていきます。
違和感を感じたらまずはかかり付けのお医者様で診断されることが大事です。
平成16年度厚生労働省による国民生活基礎調査で健康に対して自覚している症状の1位が男性では「腰痛」女性は「肩こり」でした。特に女性は1位から3位までが関節に関わる症状でいかにそれらが一般的であるかがわかります。
【 平成16年度 厚生労働省による国民生活基礎調査 】>
男性 | 女性 | |
---|---|---|
1位 | 腰痛 | 肩こり |
2位 | 肩こり | 腰痛 |
3位 | せきやたんが出る | 手足の関節の痛み |
また同じ調査で「通院をしている症状」では男女ともに2位が「腰痛」でした。
割合的に見ても女性のほうが多く、長年立ち仕事をしていたり、日常の家事などでも負担がかかっていたり、また男性より筋肉が少ないというのも原因かもしれません。
そもそも関節痛はなぜ起こるのでしょう?