「ふしぶしが痛む」というと多くの方が年齢とともに軟骨がすり減り摩擦で痛みが出ることをご存知です。そして多くの方がそのすり減った軟骨を元に戻すために、軟骨に関わる成分グルコサミンをサプリとして摂取すると軟骨再生につながり、スムーズな動きができるようになると思われています。
はたして本当にそうでしょうか?
実は、、グルコサミンのサプリを摂取しても軟骨は再生できません。
グルコサミンは関節のクッションとなる軟骨成分のひとつです。それを摂取すれば、体内に成分が補充されて、気になっていた部分がスムーズに動くようになる、そんなイメージがグルコサミンサプリにはありますよね。
しかし、ちょっと考えてみて下さい。
私たちが口から摂取した食べ物は胃や腸で分解吸収され、身体のすみずみにその栄養は運ばれて行きます。
グルコサミンも同様で、サプリとして摂取したグルコサミンは体内ではアミノ酸に分解され運ばれて行きます。しかし、体内中に運ばれている栄養素がひとつの場所だけに集中して届き、さらにそこを集中的に修復する、というのは難しいお話です。
つまり、グルコサミンサプリを摂取をしても、本来の目的である「軟骨のためのグルコサミンとして関節に届く」ことはほぼ無いのです。
近年の臨床試験でも語られている事実
米ピッツバーク大学などが、膝軟骨および膝骨髄の損傷に対するグルコサミン・サプリの摂取効果を確認する初めての臨床試験を近年実施しています。24週間に渡る経過観察をした結果、グルコサミン摂取とそうでないグループとの違いが無く、グルコサミンサプリの摂取が慢性的な膝の痛みを持つ人に対しての膝軟骨の損傷軽減、痛みの緩和、機能回復への効果を示す証拠が見られなかったという結論がでています。(この結果は米国リウマチ学会で世界中に発表され、米国リウマチ学会の公式誌Arthritis & Rheumatologyの2014年4月号でも報告されています。)そもそも、軟骨だけの問題でしょうか?
高齢化社会においてグルコサミン市場がとても人気になる一方で、残念ながら日本の消費者の方はグルコサミンサプリについてほとんど知らないのです。
どんなに若々しい方でも、身体は年齢とともに少しずつ老化するものです。軟骨だけでも若々しくなればスムーズな動きができると思われている方も多いかもしれませんが、身体は軟骨だけで動かせている訳ではありません。その周りに繋がる筋肉や骨などがそのままでは意味がありませんよね。
グルコサミンやコンドロイチンのサプリ摂取についてはヨーロッパにおいてもふしぶしの痛みへの効果について疑問を投げかける研究が存在しており、日本の千葉大学大学院融合科学研究科教授 山本啓一氏の「グルコサミンは膝に効かない」は有名な著書です。
ふしぶしの痛みは完全には治りにくいものです。
服用している薬を止めたり、寒くなると再発もします。ヤマノのキャッツクローシリーズは薬ではありませんので完治させることはできませんが、つらさを軽減することや再発を防ぐことはできます。歩く時のズキズキ感や家事のつらさが少し和らぐだけでずいぶん日常動作も変わり、楽しさも違うと思いませんか?
アンデスの伝承薬として受け継がれてきたヤマノのキャッツクローはハーブです。グルコサミンほどの知名度は日本ではありませんが、世界でその効能については研究されており、比較的効果が早いタイプとしても有名です。
ぜひヤマノのキャッツクローシリーズをお試しください。