日本人は年間平均5~6回、風邪をひくといわれています。
風邪とは正式名称を「風邪症候群」といい、気道の炎症による様々な症状の総称です。
風邪は、インフルエンザ同様にウィルス(約200種類あります。)に感染する「ウィルス感染」、または「細菌感染」が原因となり症状を引き起こしています。風邪とインフルエンザの違いは、風邪の場合2~3日前から身体の調子が悪くなり始めます。
日本人は年間平均5~6回、風邪をひくといわれています。
風邪とは正式名称を「風邪症候群」といい、気道の炎症による様々な症状の総称です。
風邪は、インフルエンザ同様にウィルス(約200種類あります。)に感染する「ウィルス感染」、または「細菌感染」が原因となり症状を引き起こしています。風邪とインフルエンザの違いは、風邪の場合2~3日前から身体の調子が悪くなり始めます。
ところで、「風邪をひきやすい」と自覚をある人もいれば、まったく風邪をひかない人もいます。その違いは何なのでしょうか?
風邪をひきやすい人とひきにくい人の違いは、免疫力です。
免疫力が高い人は、風邪ウィルスが侵入してもすぐに免疫によってウィルスに抵抗できますが、免疫力が低い人は反対にウィルスの侵入、増殖を防ぐことができません。
また同様に、アレルギー症の人は鼻や口の粘膜が弱くなっているため、ウィルスや細菌を防げずに風邪をひきやすくなります。
季節の変わり目で風邪をひきやすいのも、免疫力や抵抗力の低下が原因です。
風邪に対抗するためには免疫力の強化が鍵となります。
冬に風邪が流行するのは、寒さのせいだと思っていませんか?
確かに体温が0.5度下がると免疫力は30%以上も低下するとも報告がありますが、冬に風邪が流行する主な原因は乾燥です。乾燥はお肌だけではなく、風邪にとっても強敵となります。乾燥を防ぐためには、部屋の温度は20~25度が適温です。
また、エアコンだけでは乾燥が進むため、湿度にも目を向けることも必要です。
部屋の湿度を50%に維持するとウィルスの生存率が約3%になりますので、加湿器を利用して湿度は60~80%を維持できるように心がけましょう。
また、風邪をひいた場合でも熱が無く症状が軽ければ入浴がおすすめです。身体や服に付着したウィルスや細菌を落とし、身体を清潔に保つことができます。さらに、お風呂の湿気は鼻や喉に適度な湿気を与え、身体を温めることにより免疫力アップに繋がります。ただし、入浴後は体が温かいうちに早めに寝ることが大切です。
では、風邪に対抗するために免疫力を上げるには?
免疫力を高めるためには睡眠が深く関わってきます。
睡眠時間が減ると免疫力だけではなく、体力も衰えてしまいます。そのため、免疫細胞が多く作られる夜10時から深夜2時には睡眠を必ずとりましょう。たとえ、眠れない場合でも横になって身体を休めるだけでも免疫力は高まりますので、体力を消耗させないためにも横になりましょう。
もちろん、食事・運動の生活習慣の見直しやストレスを溜めないことも重要です。
まずは、ウィルスに負けない身体づくりを始めましょう。